クロスプレイは対応。問題になるのは別の2つのゲート
クロスプラットフォームのマッチメイキングは公式に確認されており、PC・Xbox Series X|S・PS5 は同日発売なので、PC の人と PS5 の人が一緒に潜るのは回避策ではなく想定された遊び方です。コントローラー対応も確認済みなので、入力デバイスを合わせる必要もありません。プラットフォームに関する答えはこれで全部で、そしてこれが原因で一緒に遊べないことはほとんどありません。実際に引っかかるのは、サーバー地域とパーティ人数という別の2つのゲートです。なお日本語の記事では「クロスプレイ対応」という一言でセーブデータの引き継ぎまで指してしまうことがありますが、その2つは別の仕組みです(引き継ぎについては PS5・Xbox のページを参照)。
- PC・Xbox Series X|S・PS5 が同日発売で、公式のローンチ資料にクロスプラットフォームのマッチメイキングが明記されています。
- サーバー地域はアカウント地域などをもとにシステムが割り当て、手動で選ぶ項目はありません。
- キューはソロかトリオのみ。デュオモードがないため、2人組が2人のままマッチングすることはできません。
- プラットフォームではなくハードウェアの話になる注意点が1つ。戦利品はスカッド内で共有ではなく早い者勝ちなので拾得は競争になり、コントローラーはマウス+キーボードより不利だと計測した実況者がいます。
サーバー地域 — 実際に詰まるのはここ
サーバーの割り当てはアカウントの地域などをもとにシステム側が決定し、プレイヤーが選ぶ手段はありません。この設計ひとつのせいで「フレンドと遊べるか」がプラットフォームの問題ではなく地理の問題になります。機種は違っていても構いませんが、大陸が違うとほぼ組めません。EU と NA のプレイヤーがそもそもパーティを組めないという報告が出ており、出回っている回避策は確認が取れていません。日本から遊ぶ場合、シンガポールのアジア太平洋サーバーが該当します。
- サーバー地域は選べません。割り当てられるもので、クライアント内のどこにも表示されません。
- ヨーロッパにいながら北米サーバーに固定され、およそ150msで遊んでいるという報告があります。
- EU のラグに関する不満と根本原因が同じで、だからこの2つの質問はいつも一緒に出てきます。
- 進行状況は引き継げないので、「自分の側で作り直す」という解決策はどちらかがアカウントを捨てることになります。
パーティ人数 — デュオのキューは存在しない
マッチメイキングはソロかトリオの2択で、その中間がありません。2人で遊びたいペアが「機種のせいだ」と勘違いしがちなのが実はこれです。2人でもトリオに潜ること自体はできます。スカッドフィル(野良の補充)をオフにすれば、1人欠けた状態のまま3人用のミッション報酬を受け取れます。回避策はこれだけで、しかも修正ではなく明確なトレードです。1人少ないトリオは体感で分かるほど難しく、特にブランドガルデでは顕著です。逆に野良マルチで遊びたいなら設定はそのままで、スカッドフィルをオンにしておけばマッチメイキングが知らないプレイヤーを補充します。オフにするのは「知らない人と組みたくない」場合の設定なので、野良で潜るつもりなら触る必要はありません。2人で人数だけ埋めたい場合も同じで、オンにすれば野良が1人入り、報酬の条件は変わりません。
つまり、フレンドと遊べるのか
結論が決まる順番に確認するのが早く、それは英語版のチェッカーが使っている順番でもあります。まずパーティ人数。いちばん確認が安く、しかもそれ単体で失敗するからです。次にサーバー地域。設定では直せないからです。プラットフォームは最後で、ここは通ります。機種が違い、地域が同じで、3人いる ── これは通ります。この機能が想定していた組み合わせそのものです。同じ機種で地域が違う ── ここでみんなが詰まります。
この答えが変わる条件
手動でサーバー地域を選べるようになるか、現在の割り当てが緩くなるような専用地域が追加されれば、2つ目のゲートは壁ではなく好みの問題になります。デュオのキューが実装されれば3つ目は消えます。発売直後、Steam の掲示板の「REGION LOCK」スレッドに Bellring のスタッフアカウントが返信し、謝罪したうえで代替手段を探すと述べています。これは約束ではなく認識の表明であり、期限も示されていません。
